生きてることは感謝すること                                      食材に… 創ってくれた人に… すべてを育んでくれる偉大な自然に…

高野山金剛峰寺の台所と奥之院

今回の高野山の旅で一番気になったのが、
高野山真言宗 総本山金剛峯寺です。
我が家のご先祖様が眠るお寺も同派なので、
檀家としては一度は参っておきたかったお寺でもあります。

法会の期間中はご本尊の弘法大師像が御開帳されており、
堂内はたくさんの人でごった返しています。

金剛峰寺

金剛峰寺中庭
***** 蟠龍庭(ばんりゅうてい) *****

ホームページによると
『新別殿と同じく、弘法大師御入定1150年・御遠忌大法会の際に造園されました。2,340平方メートルの石庭は、国内で最大級を誇っています。この石庭では、雲海の中で向かって左に雄、向かって右に雌の一対の龍が向かい合い、奥殿を守っているように表現されています。 龍を表す石は、お大師さまご誕生の地である四国の花崗岩が、雲海を表す白川砂は京都のものが使われています。』

ちゅんごが一番目を奪われたのが台所。
本殿の中央に位置し、竃からは大きな排気用の煙突が立ちます。
金剛峰寺は皇族や時の権力者が高野山を参拝する時の宿としても使われ、
その一行をもてなすためには立派な台所が必要だったのでしょうし、
俗世から隔離された修行僧たちの楽しみもやはり「食」にあったのでしょうね。

お大師様の高野山開創の目的は国、社会の安寧と、
そこに住まう人々の幸福のために祈りをささげる場所として寺院を建立することと、
人々の幸福に寄与しうる人材を育成する道場を建設することだったので、
食もまた人々の幸せのために大切にされてきたのだろうと思います。

金剛峰寺台所
***** 台所の竃と水場 *****

金剛峰寺二石釜
***** 3つの釜で一度に2000人分のご飯が炊ける二石釜 *****

『江戸期以降、実際に大勢の僧侶の食事を賄ってきた場所です。柱や梁も煤で真っ黒になっています。水飲み場は湧き水を高野槇の水槽に溜め、大きな「かまど」は現在も使われます。炭をおこす場所には防火対策として大きな煙突が配置されています。 天井からつり下ろした台には食物が保存されていました。天井からつることで風通しをよくし、さらに紙を垂らすことによってネズミの侵入を防いでいました。
一つの釜で約七斗(98キログラム)のご飯を炊くことができる大釜が三基並んでいます。三つで一度に二石(約2,000人分)のご飯を炊いたものです。昭和50年代まで、年末の餅つきの際に使われていました。二石釜の真上には行灯が釣られ、正面には台所の神様である三宝荒神をおまつりしています。』

徳島に暮らしていると、
お大師様は架空の物語の主人公のように感じていましたが、
なぜか高野山では、その思いや生活感が感じられます。

思わぬ時間を過ごしてしまったので、バスで奥之院へ向かいます。

参道
***** 聖域の雰囲気が漂う *****

終点の奥之院前でバスを降り、1kmほど参道を歩くと、
聖域中の聖域を標す御廟橋手前に到着です。

水向地蔵
***** 水向地蔵 *****

夕方の法会を目指して続々と人が押し寄せています。
ここから先は一切の撮影が禁止されていますので画像は無しです。

特別公開されている大師廟は真言密教の聖地に相応しく、
荘厳とした空気が漂い、響く空気までもが闇に吸い込まれそうです。

巨木の参道
***** 帰りは一ノ橋への参道を2km歩く *****

本来は此方の参道からお参りするのが正しいらしい。
聖域の入り口である一ノ橋まで帰ってきて気が付いた。

この壮大な墓地ともいえる奥之院は、
長きにわたり人々の死者への思いを集めて来たんでしょうね。
大師廟の奥の岩室で今も生きて瞑想を続けていると信じられている
弘法大師の存在と同じように 、
宗教や時空間、生死の世界を超越して交錯する空間なのでしょう。
お大師様への思いが全国から集積していることにただ感銘するのみです。


他にも見たいところはたくさんあったのですが、
バスで高野山駅まで戻り帰路に発ちます。
また橋本駅までの電車はすし詰め状態でしたが、
乗り換え電車が着いてるのに気が付かず、
次の電車を40分も待ってしまいました・・・これも修業かなぁ。
宿は奈良五條の旅館でした。夜の8時ごろに到着。
バックを背負ったままの2万歩は疲れた~

コメント
No title
ちゅんごさん  今晩は
四国はお遍路さんも回るところ、ご縁が深いですね。
ちゅんごさんのお陰で色々と知ることが出来ました。
夜は良く眠れたことでしょう。お疲れ様でした。
2015/05/27(水) 18:57 | URL | 相子 #-[ 編集]
No title
こんばんわ~♪

一緒に旅に行った気分になりました♪
ありがとうございます^^
2015/05/27(水) 19:53 | URL | マムチ #-[ 編集]
相子さん
おはようございます!

お遍路回りをされる方々の信仰心にも少しは近づけたかなと。
この日も次の日も接するものがあまりにも多すぎて大変でした。
2015/05/28(木) 07:07 | URL | ちゅんご #-[ 編集]
マムチさん
不勉強で出かけたものですから、
感じたことをしっかりと記憶に残しておきたいと、
細かい内容になってしまました…
2015/05/28(木) 07:10 | URL | ちゅんご #-[ 編集]
石灯籠の値段
ちゅんごさん
コンニチワ。奥ノ院へ続く路の両側の石灯籠。
一基300万円らしいです。下手な寄付よりあそこに
置かせていただきますと、かなり長く置いてもらえますね。
と邪な考えを持ちながら歩いてしまいました。
2015/05/30(土) 17:34 | URL | ご隠居プーさん #-[ 編集]
ご隠居プーさん
300万円ですか?安いのか高いのか
想像もつかないです・・・
建造物もそうですが、信仰にはお金がかかりますね。
2015/06/01(月) 06:59 | URL | ちゅんご #-[ 編集]
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

ちゅんご

Author:ちゅんご
徳島でのんびりと暮らしながら
いただきマスの言葉を
大切にしたい食いしん坊です!

若い頃から好きな料理に加えて
最近はランニングと山歩きが趣味かなぁ

子供たちが巣立ったので
夫婦と母親の3人暮らしですが
近くに住む娘が孫を連れて
遊びに来てくれるのが楽しみです

はじめて10年たったこのブログも
50半ばを過ぎて環境は変わりましたが
ぼちぼちと綴っていきたいと思います

徳島の味
徳島あわグルメくらぶ
徳島あわグルメくらぶ
徳島の美味しいお店
にほんブログ村
参加しています
応援よろしく!
アルバム
カテゴリ
最近のお話し
コメントありがとう
リンク
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QR