盆の忙しい時期は会社でもミスが多くなりがちです。
イタリアンレストランへ納品したスキャンピの
サイズが間違えていたと連絡があり、交換に出向くと、
もうすでに何匹か使用してしまったと…
本来はキロ当たり21~30尾サイズのモノを納品するところ、
配達したのは10~15尾の特大サイズ。
一尾当たりの単価が高くなりすぎるのでお店も使えないですね。
キロ単価は大きいサイズが当然高いのですが、
やはり交換して欲しいと…仕方がない買って帰ろう!
で、贅沢にもスキャンピを大量に入れたパエリアにしてみました。

***** パンからはみ出るほどのスキャンピ *****
具材のスキャンピ、ムール貝、アサリ、イカをブイヨンスープで、
ボイルして煮汁を濾しておきます。
一片のニンニクをみじん切りにして、たっぷりのオリーブオイルでじっくり炒め、
みじん切りにしたひと玉の玉葱を加えて更に炒めます。
そこへ生米2合と1cm角に切った鶏もも肉を入れて、
米が透き通るまで炒めたら、
具材をボイルしたブイヨンスープを米が浸かるぐらい入れます。
軽く塩と胡椒で味付けし、サフランの代わりにカレー粉で香りづけ。
湯剥きして粗く刻んだ2個のトマトとボイルした魚介を加え、
10分ほど煮込み、パプリカやピーマンをトッピングして、
更に5分ほど煮詰め、米の芯が気にならなくなったら出来上がりです♪
盛り付けの仕上げには串切りのレモン。
本当はパンごとオーブンに入れて焼き上げるのですが、
専用のパエリアパンがないのでフライパンで仕上げました…
具材の旨味をこれでもかと吸い込んだご飯がたまりません…
魚介の大好きなジジババはもちろん、苦手な奥さんにも大好評!
具材はたっぷりあったので、娘ん家の分まで作って取りに来てもらいました(笑)
それでも使い切れなかったスキャンピは塩胡椒して、翌日にソテーしました。

***** ニュージーランドスキャンピ *****
スキャンピはフレンチでは「ラングスティーヌ」
イタリアンでは「スキャンピー」と称しエビでは最も重宝されています。
日本でも「
アカザエビ」で知る人には知られてますが、
ほとんど流通されていないようです。
一般的な料理名としては「手長エビの…」と書かれますが、
厳密にはロブスターの仲間のようです。
身にはとても甘みがあり、頭から出る出汁の旨味は伊勢えびに近いモノがあります。
冷凍食材としてはデンマークやオランダ産を見かけますが、
品質ではこのニュージーランド産がダントツの評価です。
近年高騰しており、購入する機会に恵まれませんでしたが、
ひょんなことから手に入ったので、ありがたやです♪
にほんブログ村