昨日は奥さんと休みが合ったので、
吉野川市美郷の「梅酒まつり」に行ってきました!
美郷(みさと)はホタル祭りも知られていますが、
徳島では神山と並んで梅の栽培も盛んな地域です。
お酒を飲むのが前提のイベントですから車じゃいけません…
JR徳島駅の隣の佐古駅から一両編成の鈍行に乗ること
45分ぐらいで阿波山川駅に到着。

***** 電車じゃなくてディーゼル機関車です♪ *****
駅からメイン会場の「美郷ほたる館」までは、
無料のシャトルバスが運行されていますが、
小さなバスは列車から降りてきた人ですぐに満員…
次のバスを待つ時間がもったいないのでタクシーで移動。
ほたる館を起点にしてマイクロバスやワゴン車で
美郷の梅酒づくりの蔵元を六箇所巡って
梅酒をいただくのがこのイベントです。
ほたる館で六枚綴りのチケットを2つ買って出発!
まずは一番遠い「農事組合法人フジ」さんへのバスに乗り込みます。


フジさんでは三年古酒が三種類あって
どれも呑み応えのある深い味わいです!
いきなり午前中からほろ酔い?
後で思えば、自分で注げるのはここだけだったので、
チケット三枚使って正解でした!
自分で注げば、なみなみと淹れられますからね。
「美郷月世界」というのを土産に買いました♪
またバスに乗ってほたる館へ戻りバスを乗り換えて
次は「東野リキュール製造場」へ。


呑んだことのある銘柄が並んでいます。
左の紅竜峡は紫蘇の色と香りが溶け込んでいて、
ロゼワインのように綺麗な色あいが女性に人気のようです!

ここでも二人で三種類いただきました!

ぽかぽか陽気でほろ酔い加減の人々が楽しく飲んでます。
屋台ではおつまみの販売もしていて、
ちょうど昼時でお腹も空いてきたのでおでんを買います。

田楽味噌をたっぷりとのせてくれました!
大根やこんにゃくはよく味がしみてて美味しい~
豆腐は大豆の甘みが残っていてコレも旨い!
土地のモノで美味しいおもてなしができるのはいいですね♪
ここでは土産に「高越山」とたくあんをゲット。
緊急に備えて炊き込みご飯のおむすびも買って、
もうリュックの中が重たくなってきました…
ここから次の目的地の「大畠酒造」へはバスの便が悪そうなので、
山道を1kmほど登ることにしました。
結構きつい山道を登ること20分、呑んでるせいか息が上がります。
到着したのは天空のお屋敷のように大きな農家さん。

ここも大勢の酔客で賑わっています。
天気が良いせいか、イベントが浸透してきたせいか、
昨年よりずっと人出が多いとのこと。
田舎のよさを感じてくれる人が多くなるってことは嬉しいですね♪

山間を見下ろすテーブルにはサービスのお漬物が並んでいて、
どれも美味しい!! カリカリ梅を土産に買いました。

ここでも美味しそうなおでんと田楽をいただきました。
デザートにはサービスのみかんが食べ放題?
見た目は良くないけど、無茶苦茶甘くて濃い味が強烈!
寒暖の差が大きいので野菜や果実がとても美味しくできるでしょうね。
ここからまたバスでほたる館へ戻り、
次は「きのこの里」と「木の夢ととり」へのバスに乗り換えます。

バスの中では皆さんイベントマップに釘付けで、
残り少ない時間を有効に使うための作戦を立てているようですね。
この2箇所はバスから降りて山道を歩きます。
「きのこの里」は3分ほど登ったところにありました。

ここもたくさんの種類がありましたが、
少しずつ酔っ払ってきたので味わうより呑んでるって感じ。
昼時を過ぎてきたので、食べ物も売り切ればかり…
焼椎茸やあまごの塩焼きなんかを楽しみにしてたので、
ちょっと残念かなぁ~。

でもね、こ~んな景色を見ながら呑むのは幸せです。
ここからさらに10分ほど山道を登って「木の夢ととり」を目指します。

ほんとうに山歩きのような小路です。

日も少し傾いてきて森の雰囲気もいい感じになってきました。

ここも山頂に近い大きな農家さんです。
古来より裕福な家は山頂に近いところに構えているのです。
車社会以前は山の尾根が道でしたから、
今でいうロードサイドの一等地でしょうか?
二人で12杯分のチケットも見事使い切りました!
本当はもう一箇所あったのですが、
時間的に回り切れそうにないのでここで終了とします。
イベント中の移動バスはすべて無料でしたので、
タクシーを使わなかったら、JR代と梅酒チケット代と
おつまみ代、お土産代で一日遊べます!
地域の方々が総出でおもてなしをしてくださってる感じが、
とても気持ちよく、来年もまた来ようねって言いながら、
帰りの列車の中ではふたりとも爆睡! (笑)
