ちゅんごの主催している 【徳島・食ビジネスを考える会】 で
計画している徳島由来の新メニュー開発に、どうしても必要なのが
徳島産の粟(あわ)なんです。
徳島は阿波踊りで有名なように「阿波の国」と呼ばれていましたが、
阿波とは本来、粟の国だったんです。
稲が日本にもたらされる以前は粟は雑穀ではなく主穀だったらしい...
で、ここ一ヶ月ぐらい徳島産の粟をもとめて走り回っていたのですが、
今日ついに見つけました。やった~!!!
上勝の産直市で生け花用に売られていたものを発見したのです。
お店のおねえさんにお願いして生産者の方の携帯番号を教えてもらい
連絡するとこころよく産直市まで迎えに来てくれました。

さっそく畑に連れて行ってもらうと、たわわに実る粟を見て感激!
阿波の国神であり、日本の五穀の神「オオゲツヒメ」が
胸に抱いている粟とおんなじだぁ~
生産者の方は菖蒲さんといい、もう80歳だそうです。
事情を詳しく話すと、「来年で良かったらいくらでも作ってあげるよ」と
嬉しいお言葉をいただきました。

***** タカキビの実も初めて見ました *****
上勝は日本一、寝たきりのお年寄りが少ないことで有名ですが、
やっぱり気持ちが元気なんだね!!
久し振りに興奮した一日でした。
