昨夜は社内で徳島の古代歴史について勉強会をしました。
講師は「 林 博章 」先生
テーマは「日本の建国をリードした阿波忌部(あわいんべ)を食から考える」

縄文時代から徳島の地を治めていた「阿波忌部」という一族が、
弥生時代末期から古墳時代にかけて山陰や畿内、伊勢、房総など全国に
祭祀・農業・漁業・養蚕・織物・製紙・航海・建築・鍛冶・音楽など
当時の生活基盤となるあらゆる産業技術を携えて伝播していったのです。
先生が全国を走り回って調査し、その根拠となる資料をまとめたのが、
「日本の建国と阿波忌部」という2年前に発刊された本です。

私たち食に関わる仕事をしているものにとって農業や漁業を知ることは、
不可欠な要素ですが、その日本の食文化の基本となる「五穀」の優秀な
栽培技術と種を古代の徳島の地で育んでいた「阿波忌部」を学習することは
これからの時代の懸案でもある、「循環再生型社会」の再興に取り組むためにも
必要だと感じました。
真面目すぎる話でごめんなさい
