生きてることは感謝すること                                      食材に… 創ってくれた人に… すべてを育んでくれる偉大な自然に…

天の岩戸神話と黄葉

徳島県では国民文化祭が9月から開催されています。
あまり文化的なものとは関わりの薄いちゅんごですが、
神話の世界に連れて行ってくれる企画に参加してきました。

徳島県西部の美馬郡つるぎ町教育委員会の主催で
霊峰「剣山」のふもとの「天岩戸神社」までのバスツアーです。
以前から一度は訪れてみたいと思っていたところです。

吉野川流域の貞光(さだみつ)から出発して
阿波歴史民族研究会の林博章先生の解説を伺いながら
剣山から流れる清流貞光川沿いの見事な紅葉を眺めつつ
マイクロバスに揺られること1時間。
雨に濡れて神秘的な深い森が開けたなかに天磐戸神社が見えました。
数年前までは1時間以上も山道を歩かないと参拝できなかったそうですが、
今は林道が整備されていて車で上がることができます。

天磐戸神社奥社
***** 山岳の聖域「天磐戸神社奥社」 *****

磐くら
***** 奥社の裏側 巨岩群の頂 *****

神楽座
***** 神楽が奉納される舞台磐座 *****

黄色紅葉
***** 一帯は聖石の阿波青石 *****

ウズメ サルタヒコ 
***** 神話に登場するウズメとサルタヒコ *****

天の岩戸神話は西日本にいくつもありますが、

徳島のはあまり知られていません。県民でも知らない人が多いのです。
古代の祭祀は巨岩や巨木に宿る神々との
接点になるところで行われていたと思います。
社(やしろ)ができたのはそのずっと後のことなのです。
今でも神社に奥社とか奥の宮と呼ばれるものが存在することがあります。
人が山から里へと移り住むようになって
里の人々が参拝しやすいようにと
立派な社を持つ神社が立てられるようになりました。
この天の岩戸神社はまさしくその祭祀の原点のような威厳を感じます。

鳴滝紅葉
***** 帰り道にトイレ休憩した鳴滝の紅葉 *****

鳴滝
***** 繊細で上品な鳴滝 *****

岩山紅葉
***** 鳴滝の周辺も岩山が続きます *****

あいにくの雨の旅となりましたが、何もかもが洗われて新鮮でした!
つるぎ町教育委員会の皆さま、ありがとうございました♪


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寒の田舎味噌づくりレポート

今日は徳島県の中央部、吉野川の支流で剣山山麓から流れる

貞光川沿いにある「つるぎ町」の端山地区にお邪魔して

地域の元気なおばちゃんたちの

手作り味噌仕込みを見学させていただきました。


ブランドは「忌部(いんべ)の手づくり味噌」

ちゅんごが大好きで、毎朝飲んでる味噌汁です。

風味が独特で、檜のような清々しい樽の香りがなんとも言えず、

それでいてコクがあり、旨味がすごい味噌です。

この味噌にはまったら、ほかの味噌では満足できない・・・

危険な味噌かもね。


大寒のこの時季の10日間ぐらいで仕込みをします。

今日は寒くはないけど付近の山々には雪が積もっていて、

徳島では貴重な冬景色も楽しめました。


それではレポートです。

①原料の大豆
***** 主原料の大豆はもちろん地元産です *****

①水につける
***** よく洗ってから一晩水に漬けます *****

①圧力釜で煮る
***** 圧力釜で炊いて蒸します *****

加熱するのは蒸し工程を含めて1時間少々。

火加減は圧力計を見ながら慎重に調整しています。

圧力釜のない昔は半日以上かかっていたそうです。

②大豆を冷ます
***** 台の上に広げて扇いで荒熱をとります *****

③麹と塩を混ぜる
***** 米麹・麦麹・塩・大豆の煮汁を良く混ぜておきます *****

③-2塩を混ぜた麹
***** 塩を混ぜた麹 *****

④大豆と麹を混ぜる
***** ほんわか温かい大豆に手際よく麹を混ぜます *****

⑤麹を混ぜた大豆
***** 大豆と麹が混ざり、材料はこれで全部です *****

いよいよ仕上げにかかります。

⑥ミンチする
***** ミンチします *****

昔は筒に入れて突いていたそうです。

⑥にょきにょき
***** 糸蒟蒻のように細めです *****

⑥しっかり練る
***** 仕上げに煮汁を加えながらしっかりと練ります *****

後は樽に移して空気を抜き、一晩かけて完全に冷まし、

表面に塩を振って密封して一年寝かせて出来上がりです。


美味さの秘密を知りたくて、

食い入るように作業をみせて頂ましたが、特別なことは

心を込めること意外に何もしていないようです。

どうやら秘密は熟練された一連の作業の温度管理と

材料の混ぜ加減のようにしか感じられませんでした。

もちろん材料の配合具合なんかも影響するんでしょうが、

地域の麹がその土地の風土にあった菌を培ってきているのでしょうね。

やっぱり伝統の味なんだ・・・


今日はこの作業を12回繰り返すそうです。お疲れ様です。

こういう素晴らしい食文化を後世にも残していくには

その価値をしっかりと伝えられる流通の役割も重要だなと

毎度のことながら再認識しました。(頑張らないと!)

お昼休憩には取材にいらしてたテレビ局の方も交えて、

美味しい味噌汁とお弁当をごちそうになりました。

⑦味噌汁

美味しかった!!! ご馳走さまでした。ちゅん

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大麻まちづくりフォーラム☆龍の雲

昨日10月30日は徳島県鳴門市大麻(おおあさ)町のドイツ館で

「麻」をテーマにまちづくりを推進しようとする

フォーラムが大麻町商工会主催で行われました。

全国14の都道府県から300人の方々が参加され、

栃木の麻農家の大森さんによる「麻引き体験」などを楽しみました。

このフェスティバルも大変有意義でしたが、

その後に大麻神社の参道沿いにある観梅園での懇親会が強烈に楽しく、

今までの人生で2番目に素敵な宴会となりました。(一番は内緒)


参加されてる方々は本当に純粋で感性に素直に生きて人ばかり・・・

歌手
***** 早稲さんと天波さん *****

こんなに天真爛漫な人が存在するんだ!ってぐらいに、

素敵なひとたちです。この二人は今夜初めてこの催しで出会い

即興のセッションができるなんて音楽っていいね!


そして今日31日は徳島の麻の物語を巡るツアーでした。

まずは代々、天皇が即位される儀式の大嘗祭にアラタエ(麻の織物)を

献上されている美馬郡木屋平の三木家からスタートです!

三木家住宅
***** 国指定重要文化財の三木家住宅 *****

江戸時代初期の約400年近い住居に今でも三木さんは住まわれています。

徳島で現存する最古の住居とのこと。

三木さんを囲んで
***** ご当主の三木信夫さんを囲んで *****

敷地内には資料館も整備され、阿波国の財産となってます。

その資料館の裏は深い谷になっていて、天気の良くない今日は

谷底から雲が湧き上がってきています。暫く眺めていると、

一筋の雲が立ち上がり、まるで龍のように天空へと舞い上がります。

龍の雲
***** 龍のように見えたのに・・・画像ではどうですか? *****


この後は古代農業の里山や、阿波国の祖神を祭る「忌部神社」

麻の加工を物語る遺跡が現存する「岩戸神社」を巡り、

鴨島の「麻宮」でクライマックスをむかえました。

鈴の麻綱
***** 麻宮(八幡神社)の鈴を鳴らす綱 *****

最近は麻が手に入りにくいので、注連縄をはじめ神社の祭祀グッズは

藁や化学繊維を使ってる事が多いのですが、

この麻宮は栃木の麻農家の大森由久氏の協力を得て

至る所に本来の神聖な素材である「麻」を活用されています。

つまりほんまモンで氏神を祭っておられるのです。


生活に身近なところには、便利さやコストを考えて

新素材が進出してくるのも致しかたないかもしれませんが、

私たちの現世を育んでくださった歴史や文化には

ほんまモンで応えることが、次世代から「今」をお借りしている

私たちの使命のような気がします。

おおぬさ
***** ほんまモンの、大幣(おおぬさ) *****

やっぱり、これで祓ってもらわないとね!

素直に感性で生きることが、あたりまえに幸せになる時代のために。

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これがほんまもんの有機?農業

この前の日曜日に徳島県中央部の中山間地で

古来より伝わる農業を見学して、その知恵に驚かされました。

そばと小豆
***** 標高500-700m地帯に広がる畑 *****

そば畑
***** そば畑にはカヤ(ススキ) *****

小豆
***** 小豆畑には落ち葉 *****

元農大の先生の解説によると

そばには急激に栄養が必要だから、分解しやすいカヤをカットして

敷き込んでやる。

小豆は、あまり栄養をやりすぎると葉っぱが大きくなって

豆が育ち難いから、ゆっくりと分解する落ち葉を敷き込む。

こうやって自然の有機物を利用した古代農法は

現代の化学農法と違い収量は少ないけれど

循環型で永続的な日本の将来を守る為に回帰する必要がありそうです。

カヤや葉っぱを敷き込むと草は生えてこずに、その下には水分を

充分に蓄えることができ、さらに土を耕すことなく微生物が土を

つくってくれるのでフカフカの畑ができるのです。

近年の無理してやっている有機農業は原点から学ぶのもいいかも?

芋畑
茶畑
***** 芋畑・茶畑にはカットしないカヤをしき込んで *****

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プロフィール

ちゅんご

Author:ちゅんご
いただきマスの言葉を
大切にしたい食いしん坊です!

休日はほとんど台所で過ごし
三世代同居で食生活中心の楽しい
田舎暮らしを満喫しています

仕事も食べることばかり
徳島の小さな冷凍食品メーカーで
「食を通して人が幸せになる
社会づくりに貢献する」を理念に
商品開発に奮闘してます

あっ、ちなみに専門はマグロです
あまり登場しませんが・・・

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