生きてることは感謝すること                                      食材に… 創ってくれた人に… すべてを育んでくれる偉大な自然に…

国生み神話のオノゴロ島を眺めて

広島市の土砂災害にはこころを痛めております。
若いころ10数年住んでいましたから、
とても他人事のようには思えません。
もっと事前の対策ができなかったのかと悔しいばかりです。


ちゅんごの憩いスポットである吉野川河口からは、
よほど霞んでいるとき以外は北東方向に淡路島が見えます。
このところ空気の澄んだ日が多くなりました!

淡路島方面
***** 紀伊水道 *****

一番左端の黒く雲がかかっているのが淡路島です。
その少し右に小さな平たい島が見えますか?
この島が古事記の国生み神話のはじめにでてくる「オノゴロ島」と言われている沼島です。

沼島
***** ズームで寄ってみる *****

『イザナキノミコトとイザナミノミコトが天上の天浮橋に立ち、
天沼矛(アメノヌボコ)で青海原をかきまわし、その矛を引き上げたところ、
矛の先から滴り落ちる潮が固まって一つの島となった。
これがオノゴロ島で、二神はその島に降りて夫婦の契りを結んで国産みを行った。
始めに造られたのが淡路島で、その次に伊予之二名島(イヨノフタナジマ)と呼ぶ四国を造り、
次々に島を生んで日本の国を造った。』

神話の世界ではありますが、この海原にその舞台がすべて見えます。
二神がかきまわしたと表現されるのは、
徳島と淡路島の間にある鳴門の渦潮ではないかと想像すると楽しい!
沼島(ぬしま)はちょうど、鳴門海峡の出口と吉野川の流れ出た先に位置し、
島の岩盤は淡路島とは違い、吉野川南岸の緑泥片岩と同じです。
なぜ国生み神話がこの地から始まっているのか?
この宇宙がスパイラル(渦)から始まったことを当時の人々は知っていたのだろうか?
弘法大師は四国巡礼地と高野山の間のオノゴロ島の存在を意識したのか?

神話や伝説には人智を超えた自然現象を表現している部分が多いのかもしれません。
巨大地震や津波、火山の噴火やそれによる噴煙の闇、台風や山津波。
日常においての自然との関わりにも畏れ敬い感謝していたのでしょう。
そうした自然との共存が薄れてきた現代においても、
人間の力を過信し過ぎることなく、生かされている自覚を持った方がよいと思います。

この場所から吉野川の上流や阿讃山脈、そして鳴門や淡路を見てると、
いつもそんな風に感じます。


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今の日本に一番大切なもの

ちゅんごは残念なぐらいに無宗教者です。

唯一、朝は仏壇にご挨拶してますが…


そんなちゅんごが数年前から興味を持ちだしたのが「古代史」です。

伝統的な食文化を学ぼうとするとどうしても

農業やそのルーツへ辿りついてしまいます。


そしてそこに現れるのが「八百万の神々」です。

宗教的なことはよくわかりませんが日本の歴史の学びは、

マツリゴトなしでは先へ進むことができない気がします。


また、現在の国情を考えるときに

国家創生時の精神文明に立ち返る必要性を感じています。

今の日本に一番大切な意思決定の判断基準を

明確に共有しておく必要があるからです。


そういった部分でちゅんごが師と仰いでいる方が

鳴門渦潮高校の社会科教諭の林博章先生です。

先生とは同年代で、夫婦で仲良くさせていただいています。

その林先生の最新刊「オオゲツヒメと倭国創生」の

出版記念講演がありました。



少々長くなるので続きをよろしく!


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古代料理復活の夕べ

NPO法人「阿波国古代研究所」主催の

「古代阿波の山幸海幸料理復活の夕べ」に参加してきました。

代表の笹田氏の記念講演のあと、いよいよいただきマス!

その前に神事があります。

神事

供物
***** 供物 *****

では、あらためていただきマス!

前菜
***** 御肴 *****

鴨肉の山椒煮・栗・銀杏・茸の煮浸し
高菜・豆腐田楽・鹿肉・寒天

味噌汁
***** なぜか早くも味噌汁 *****

〆物
***** 〆物 *****

ぼうぜ・ひめち・たいの〆物をニンニク酢味噌で

白酒

濁酒
***** 発泡性の白酒と濁酒 *****

お酒は古来よりの製法の日本酒で美味しい!

でも白酒は伊勢、濁酒は奈良と県外の酒ばかり、なぜ?

たくさんいただきました。酔っ払ってきます。

炊き合せ
***** 炊き合わせ *****

煮物は床節・里芋・大豆・若芽。あっさりで美味しい!

干物
***** 干物 *****

干物は堅魚(かつお)・平鯵

椀物と古代米
***** 古代米のおむすびと素麺の汁 *****

お菓子
***** 菓子 *****

干しなつめ・干し柿・蘇(古代チーズ)


古代料理???と言う感じでしたが、

どの料理も素材の味を重視していて

和食の基本みたいな感じで美味しく頂きました。

ただ、出汁が鰹節のワンパターンなので

煮干や貝系の出汁など変化があればもっといいかも?

こういうお料理をいつでも食べられる店があってもいいかな~

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パワースポット?徳島神山の立岩神社

神山の「オオゲツヒメ フォーラム」の後は車で寝ました。

久し振りの車中泊で楽しい!

付近はカエルの合唱が激しく、寝られるかなと心配しましたが、

車の中にベットを作ってすぐに寝てしまったようで

目が覚めたのは朝5時でした。

このまま徳島市内の我が家に帰るのはもったいないので、

まだ行ったことのない「立岩神社」を参拝して帰ることにしました。

あまり好みではないコンビニで弁当を買って食べ(他にない)

道の駅で用を足していざ出発です!

ところが恥ずかしながら我が愛車には「ナビ」がないので

以前にゲットしていた神山町の観光案内を頼りに車を走らせます。

やっぱり、不安的中・・・ 

国道からの最初のアクセス路も見つかりません。

適当に感に任せてチャレンジした路は両側が切り立った険しい山道でした。

いくら険しくても、この先に目的地があれば、

どうってことないのですが、

全く頓珍漢なルートだったらどうしようと、焦りまくりです。

枝道を試行錯誤しながら標高を重ねると、

何んだか背筋にプルッと走ります。

その瞬間にようやく神社の案内板に遭遇しました。(ホッとした!)

立岩神社鳥居
***** つい最近、無理やり作ったような看板 *****

この辺りのスペースに車を止めて歩きます。(神社まで200m)

立岩神社参道
***** 鳥居からの参道は新緑が素敵です *****

いよいよパワースポットに到着です。

立岩神社由来
***** 拝殿前には由緒書きがあります *****

なるほどねぇ~。ちゅんごの浅はかな思い込みとはちと違いますが、

これもまた勉強になります。

立岩神社御神体
***** 拝殿を通過すると本殿と御神体 *****

大きな阿波青石の巨岩が鎮座しています。

立岩裂け目
***** 少し角度を変えると磐が裂けます *****

立岩裂け目2
***** もっとよく見ると??? *****

どんなに良く見ても裂け目の具合は変わりません・・・

まわりのあちらこちらに巨岩があって

この地一帯が尋常でないことはすぐに察知できます。

昔々、この地に降り立った岩山が切り裂け、

奈良の香具山へと飛散し、日本の原点となったと記されていますが、

それはその地の後継者の力加減でどうとでも伝えられることで、

真実は心の中の神のみぞ知ところでしょうね?


兎に角、大岩の裂け目が大地母神を象徴し、

磐戸信仰の原点となっていることは確かでしょうね。

この神秘から創造される万物に農耕の輪廻がはまり、

食物を手に入れることの偉大さを現代の我々が

大多数の周り人に周知させることはまず無理でしょうから、

素直に、この神秘的な空気に我が身を委ねて観るのみです。

神話の世界と現世の自身に崇高な接点を見出すことが、

唯一、歴史観を有する己と成れるなら今日もまたよし。

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オオゲツヒメ フォーラムin神山

昨日は徳島市から30分ほど四国山地の山間に入った

神山町での「オオゲツヒメ フォーラム」に参加してきました。

パンフより
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オオゲツヒメとは、阿波国の国神たる女神であった。

『古事記』上巻の「天照大神と須佐之男命」条「大気都比売神」項には、
「食物を大気都比売神に乞ひき。ここに大気都比売、鼻・口また尻より
種々の味物を取り出して、種々作り具へて、進る時、速須佐之男命その態を
立ち伺ひて、穢汚して奉進るとおもひて、すなわちその大気都比売神を殺しき。
かれ、殺されし神の身に生りし物は、頭に蚕生り、二つの目に稲種生り、
二つの耳に粟生り、鼻に小豆生り、陰に麦生り、尻に大豆生りき。
かれ、ここに神産巣日の御祖命、これを取らしめて種ど成りしたまひき。」
とある。

須佐之男命によって殺された大宜都比売神の死体からは、
頭より蚕、二つの目から稲の種、二つの耳から粟、鼻から小豆、
陰部から麦、尻から大豆が生じたのである。
このようにオオゲツヒメは、日本の穀物起源伝神話の代表格となる
大地母神であり、別名、大粟姫、御食津神、伊勢神宮の外宮に祀られる
豊受大神と同一神とされ、神代から現在に至る日本人の食と命を
守ってきたのです。
そのオオゲツヒメは、徳島県名西郡神山町神領の大粟山の
「上一宮大粟神社」の祭神として祀られ、
阿波国の由来となる「粟(あわ)」、粟国を拓いた忌部氏が植えた「粟」
とも深く繋がっている。
オオゲツヒメは、日本の食文化の継承や食糧の安全安心に関係する危機が
叫ばれる中、日本人の行く末を見守っているのである。
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オオゲツヒメ
上一宮大粟神社に伝わるオオゲツヒメのお姿です。

粟(あわ)の穂を抱いています。

日本の食べ物の神様らしく、ふくよかなお姿です。

徳島が阿波国と呼ばれる以前は「粟国」と記されてきたのは、

オオゲツヒメの祀られる大粟山に信仰・祭祀・政治の原点が

あったからでしょうか?

縄文時代に遡る農耕の起源は、焼畑から始まっており、

稲作以前の焼畑では粟がもっとも重要な作物だったようです。

縄文時代に大陸からさまざまな文化とともに伝来した

女神信仰のルーツが見えてきます。


その当時は食物ほど大切なものはなく、

弥生時代終盤から古墳時代にかけて阿波国の忌部集団が

技術とともに諸国へその信仰を波及させていったのでしょう。

大粟神社御祓い

まずは、上一宮大粟神社で祝詞と御祓いから始まりました。

この神社の祭祀は形が決まってなく、そのときの状況に応じて

宮司が進めるのだそうです。

火や剣、太鼓・鳴り物などを駆使した全国でも珍しいものだそうです。

何度も何度も御祓いがあり、ちゅんごのような愚人でも

少しは清められたように思います。ありがとうございます。


昼は場所を神山町農村環境改善センターに移動して

今回のプロジェクトの実行委員長でもある

農家レストラン幸福家の中谷さんが作ってくれた

「大宜都比売神弁当」をいただきました。

オオゲツヒメ紙
オオゲツヒメ弁当

地元の食事にこだわった、何とも嬉しいお弁当です。

このお弁当は予約をすれば食べられます⇒090-5270-8277


午後は阿波歴史民族研究会の林博章先生による記念講演と

シンポジウムが開催されました。

詳しい内容はこちら⇒すえドンさんのブログ

夜も県外の方を交えて「農家レストラン幸福家」で交流会があり、

夜遅くまで美味しいお酒をいただきました。

オオゲツヒメプロジェクトの今後の展開が楽しみです。

新しい徳島のブランドにまで発展させられるように

ひとりでも多くの方の協力がいただけますように・・・

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プロフィール

ちゅんご

Author:ちゅんご
いただきマスの言葉を
大切にしたい食いしん坊です!

休日はほとんど台所で過ごし
三世代同居で食生活中心の楽しい
田舎暮らしを満喫しています

仕事も食べることばかり
徳島の小さな冷凍食品メーカーで
「食を通して人が幸せになる
社会づくりに貢献する」を理念に
商品開発に奮闘してます

あっ、ちなみに専門はマグロです
あまり登場しませんが・・・

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